インドコーヒーチェーン、
Cafe Coffee Day vs. BARISTA対決! Part 1
―ついでに日本のコーヒーチェーンとの比較もやってみました!!―
日本人にとっても憩いの場になっている、インド二大コーヒーチェンを徹底比較。
※この対決にはなんの根拠もありません。
Part 1 目次
- はじめに
- 二社の基本情報
1. はじめに
日本には、スターバックス、ドトール、タリーズ、ベローチェなど、ありとあらゆるタイプのコーヒーチェーンがあります。
休みの日にカフェで読書や雑談をするのが好きな私にとって、インドに来てからCafe Coffee Day(
CCD:カフェ・コーヒー・デイ)とBARISTA(バリスタ)というチェーンがあったことに安堵したものです。
そしてインド二大巨頭のこのコーヒーチェーンを実際に利用してみて、二社の微妙な違いが気になり始めました。
そこで、ムンバイ・ライフ編集部独断と偏見で、
インド二大巨頭チェーンの比較とさらに日本のチェーンとの比較も含めてやってみることにしました!!
あくまでも「独断と偏見」のため、何の信憑性もありませんので念のため。
2. 二社の基本情報
さて、まずは二社の基本情報から。
■Cafe Coffee Day (CCD)とは?
CCDホームページ(http://www.cafecoffeeday.com/)より
開 業:Amalgamated Bean Coffee Trading Companyという巨大複合企業の一部門として1996年にバンガロールにオープン。
豆について:アジアで2番目の5000 acresの土地で収穫。
店 舗:インドの85都市に498店舗(ムンバイは77店舗)。
ウィーンにも開店、中近東、東欧、アジア、エジプト、東南アジアにも展開予定。
Certificate:ISO 9002 certified
その他の部門:
Coffee Day Fresh n Ground (コーヒー豆と粉を売るお店354 店舗)
Coffee Day Xpress (キヨスク 341店舗)
Coffee Day Take away (自動販売機7000 台)
Coffee Day Exports and Coffee Day Perfect (パッケージコーヒー販売)
コミュニティー:月間フリーペーパーCAFE BEAT全店舗に配布
■BARISTAとは?
BARISTAのホームページ(http://www.barista.co.in/)より
BARISTAルーツ:イタリアのコーヒーハウスで人々が詩や愛、音楽や小説を楽しんでいるのからヒントを得て、
ベネチアのコーヒー職人を雇ったことから始まった。
BARISTAのこだわり:最高級アラビカ豆を使用。日常のストレスから逃れられるような、暖かい、フレンドリーな雰囲気作りを目指す。
店 舗:インド、スリランカ、ドバイで130店舗(ムンバイには25店舗)。
受賞暦:BBC, The Times of India、Business StandardからBrand of the Year賞(2002)受賞、The Times Group からCafe of the Year's award受賞など。
ほ
ほう、予想通り、基本情報をみただけでも、BARISTAは味へのこだわりと希少価値を出して高級路線を目指し、CCDは大規模チェーン展開でアジア制覇を目指しているようですね。
インドに来た当初、「インドって意外にコーヒーはいける!」とびっくりしましたが、さすが国内自給率の高いお国柄、紅茶だけでなく
コーヒー豆生産もしているのですね。
そして、日本のような非コーヒー文化圏では、アメリカンなどのドリップ式コーヒーから
高圧・高温瞬間抽出の濃縮イタリアンコーヒーに至るまで長い年月を要したのに対し、インドはドリップ式コーヒーの成熟をすっとばし、
すでにイタリア式コーヒーが普及しているということにも驚きました(もちろん、変なインスタントコーヒーはありますが)。
ただ、これはインドがどうこうというよりは、全世界的にイタリアンコーヒーが近年急速に広まった影響をインドが今、
取り入れたと言ったほうがいいのかもしれません。固定電話普及を通り越して携帯電話が普及してしまったように、インドでは「徐々に」という概念がないように感じます。
逆にインドが今まで閉鎖的な経済活動をやってきて、東南アジアの国々と比べてそれだけ遅れていたとも言えるけれど。おお、脱線しました。でも今回はここまで。
■さて、次回は?
ムンバイ・ライフ編集部主観バリバリ評価の発表です!!